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● トロール
[トロール種族セット](300cp)
体力倍増1レベル(50cp)
敏捷力+2、知力+2、生命力+4(85cp)
最高の容貌(25cp)、鋭敏感覚3レベル(+15cp)
我慢強さ(10cp)、頑健(10cp)
戦闘即応(15cp)、魔法の素質3レベル(35cp)
防護点3レベル(15cp)
 皮膚と皮下脂肪による。防護点+3。
闇視(25cp)
 光源不要で完全なる闇も見通せる。
睡眠不要(20cp)
 寝不足による疲労は一切ない。誘眠タイプの呪文や月の賜り物の抵抗+5。
毒無効(15cp)
 通常の毒は一切効果なし。
不老(15cp)
 寿命がなく、事故や戦闘で殺されない限り、生き続ける。
再生3レベル/陽光の下では無効(-30%)(70cp)
 1ターンに負傷が1点回復。この特徴には「高速治癒」の特徴が含まれる。陽光が当たっている間は無効。
後援者/黒の月(登場頻度:稀)(20cp)
 黒の月から啓示を受ける(40cp相当の後援者)。後援者は崇める神格に相当する(魔獣王か魔元帥かを作成時に選択)。技能や呪文を直接教わることが可能。

暴れん坊(-10cp)、高慢(-5cp)、残忍(-10cp)
サディスト(-15cp)、熱狂/黒の月(-15cp)
孤独癖(-15cp)
 他人との共同生活に耐えられない。重度の「嫌な行動」として扱う。
危険な使命/常に他の月を滅ぼすために行動する(-20cp)
 崇める神格とのチャネリング能力による悪影響。自己の信念(誓い)と錯覚し、強迫観念的に従っている。
生殖能力虚弱(-5cp)
 行為自体は普通の人間と同レベルで可能だが、純潔のトロールの子を妊娠する確率は極めて低い。「不妊」の亜種として扱う。
弱点/陽光の下では全ての行動判定-4(-30cp)
 呪文レベルも低下し、準備時間や熟練による消費軽減にも影響を受ける。

*身長は倍増前の体力を基準に、同じ体力の人間の1.2倍、体重は2倍。
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■種族概要
 悪魔戦争時代のダークサイドの英雄<最初にして最大のソーサラー>「黒の」ゴーソンが、幾多の種族を掛け合わせて作り出した合成種族です。
 外見は美しい容貌の人間そのものですが、体力が大幅に増強されているため、非常に長身で大柄です。肉体、知性、戦闘センスなど、どれをとっても一流の超エリートですが、その心は黒の月のそれに等しく、常に他の月を滅ぼすために活動しています。

 また彼らは、黒の月と直接的に交信する力があると言われ(一方的に思考を読み取られたり啓示を与えられたりします)、一見すると師匠もなしに、技能や呪文を習得していくように見えます。実際にリンクしている相手は黒の月に封印中の魔元帥か、地上で封印されている魔獣王かのどちらかです(トロールが信仰している対象によって決定)。
 しかし、黒の月の神格との思考リンクが原因で、心は完全に<悪魔>のそれに染まってしまっており、常に他の月を滅ぼすための行動を強迫観念的に行っています(本人は自分の意志でやってると錯覚しています)。

 そんな努力家の彼らが、現ルナル世界の支配種族でないのは、他人との共同生活に耐えられない性癖だからです。プライドが高すぎて、自分以外の者と対等の立場で生活をする事に耐えられません。特に、実力が拮抗している同族との生活に耐えられません。精神的には完全に「孤高の王」なのです。

 そのため、周辺の黒の月をまとめて勢力を築き上げるまでは凄まじい行動力を発揮しますが、制圧した地域をロクに支配せず、統治は下位のゴブリンやソーサラーなどに丸投げします。ペローマの学者は彼らを総評する際に「君臨すれども統治せず」という表現をしばしば用います。彼らトロールは、黒の月の意志である「他の月を全て滅ぼす」以外には興味がなく、それ以外のことに目を向けようと立ち止まることはありません。

 トロールの絶対数は非常に少なく、リアド大陸全域でも名簿を作れるほどしかいません。彼らが他の同族と出会い、子孫を残そうとするのは、同族の死を知った場合のみです。黒の月への奉仕者を減らしてはならないという使命感が、同族への嫌悪感を上回るようです。
 しかし、遺伝子的に非常に偏った種族であるため、純潔のトロールは滅多に生まれません。「豊穣」のエリクサーを使っても、成功率は一桁以下と言われます。
 能力が劣るハーフであれば幾分かマシなようで、単純に自分の奉仕者を増やす意味で、人間の女性などに子を産ませることがあります。あるいは女性トロールの場合、人間の女性のフリをしたり(非常に大柄である事を除けば、見かけは美しい人間の女性と変わりません)、呪文で精神を操るなどして、人間の男性と交わって子を作ろうとします。しかし、生まれてくるハーフトロールの子供は、能力が全く一定しません。

 いずれの場合も、生まれた子供は巧妙に身元を隠され、人間社会で育てられます。子供のトロールは外見上、人間と全く見分けがつきません。
 しかし、成長と共にあり得ないほど美しく大柄な身体となるため、神殿からもトロールの可能性を疑われるようになります。また一方で、黒の月と交信する能力も発動し始めるため、いずれトロールとして自覚し、トロール本来の邪悪な性格(残忍や暴れん坊など)が顕著化するようになります。
 黒の月の呼びかけによって覚醒したトロールは、自分がトロールであるかを悟られないうちに、なるべく速やかに育った場所から立ち去ります(通常は成人前に行方不明の形で失踪します…その方が悪事の準備を行う時間が稼げます)。しかし、成長過程でいじめなどを受けた場合は、育ったコミュニティを丸ごと焼き払うなどといった、悲劇が起こる事もあるかもしれません。


 トロールは最低でも350cpで作成されます。ただし平均を取るほど個体数が多くないため、GM裁量でもっと強化しても構いません。最大で600cp近くに達することもあり、下位の悪魔よりもはるかに強力な存在と言えます。



■■ 種族に多い特徴
 トロールは黒の月陣営において、良くも悪くも「意識高い系」の人種です。「自分は王である」という自負の下、「偉大な誓い」を立て、その目的に向かってひたすら直進するのが、トロールの主な生き方といえます。
 「誓い」の内容は個人によって微妙に異なりますが、他の月の種族に対して害を為す部分を含むという点では共通しています。高潔な精神を持って偉大なる目的に突き進むその姿は、「カリスマ」の特徴として現れる事もしばしばあります。

 しかし同時に、その目的の実行に際して多くの「敵」を発生させます。「敵」の内容は、トロール個人の「誓い」の規模によります。街レベルの野望であれば1地方のガヤン神殿、国家レベルの陰謀であれば国1つが敵として設定されるでしょう。他、悪事を働いてる地方に他の種族(彷徨いの月や銀の月の種族)も存在していれば、それらも同時に「敵」に回ります。

 なお、武力を重視する性格から転じて、「戦士の名誉」などの高潔な精神を育む個体もたまに存在します…それは、他の月の信者が付け入る隙になるかもしれませんが。

 トロールのキャラクターを作成する際は、不利な特徴は-40cpまでの制限は無視します(-40cpでは納まりきらないでしょう)。基本的に350cp以上で作成する場合、「妖魔夜行」の妖怪と同じく-100cp(&癖の-5cp分)まで獲得できるものとします。



■■ 種族独自の特徴
 トロールは生まれつきのソーサラーであり、魔元帥を崇める場合、師団に応じた身体的特徴を獲得する事が可能です。各魔元帥の特徴的加護は、「ソーサラー」の項目を参照して下さい。



■■ 種族独自の技能
 トロールは「後援者」である黒の月から、一部信者しか使えない独自技能や格闘動作を授かる事があります。典型的な例は、格闘術である<空手>と<柔道>技能や、魔法抵抗に関わる<強靭精神>、エリクサーの識別に使われる<錬金術>など、特定の信者の特色があまり強くない汎用技能の数々です。
 その他、GMが必要と考えた技能を自由に習得させて構いません。



■■ 呪文の習得
 トロールは生まれつきの狭義のソーサラーでもありますが、基本的には魔元帥や魔獣王の啓示によって直接呪文を授かります。

 魔獣王を崇める場合は、暗黒魔法のルールに従い、僧侶呪文として習得します。各系統が独立扱いなので、習得前提条件がかなり緩和されますが、基本的に2系統までしか啓示を受けれません。
 魔獣王崇拝は、どちらかというと白兵戦特化であまり呪文に頼らないトロールが選択します。魔獣王は良くも悪くも大雑把なので、あれこれと信者の生活に干渉してこない点で、信者の気が楽なようです。

 一方、魔元帥を崇める場合は、ウィザードと同じく全ての呪文を習得できる一方、前提条件はしっかり守らねばなりません。ただしトロールに関してのみ、いちいち<悪魔>を召喚、封印して魔術武器を用意する必要はありません―――トロール自身が、受肉した<悪魔>に等しい存在だからです。崇める魔元帥の種類に応じて、特定の系統呪文にボーナスが得られます。また高確率で、狭義のソーサラーの身体に起こる身体的特徴が発現します(ソーサラーの項目を参照)。
 なお、魔元帥から教わる呪文は啓示から入るものの、基本的に学問として扱います。そのため、<神秘学>などを習得している場合は、独自の呪文を新規で開発する事もできます。各師団の独自呪文の一部には、過去にトロールが開発した物も含まれているようです。



■■ サンプル・キャラクター
 雑魚敵に使うような種族ではありませんが、NPCとして用いられる350cpの個体のサンプルを挙げておきます。
■ トロールの覇王 (総計350CP)
トロール/女
身長202cm 体重126kg

■■ 能力値
(20cp)
ST20(0cp)
DX15(40cp)
IQ14(25cp)
HT13(-15cp)

■■ 特徴 (336/-105cp)
トロール種族セット(300cp)、カリスマ1レベル(5cp)、財産/快適(10cp)、意志の強さ4レベル(16cp)、方向感覚(5cp)

敵/各地のガヤン神殿全て(頻度:ときどき)(-40cp)、自信過剰(-10cp)、誇大妄想/私は世界の女王として君臨すべき存在(-10cp)、嫉妬(-10cp)、偉大な誓い/闇の帝国を建国する(-15cp)、戦士の名誉/決闘の申し込みは必ず受ける、自分自身への侮辱を看過できない(-15cp)、癖(-5cp)
■■ 技能 (69cp)
剣(16cp/Lv18)、準備/剣☆(1cp/Lv16)、空手(4cp/Lv15)、呪文射撃/電光(4cp/Lv17)
水泳(0.5cp/Lv14)、登攀(0.5cp/Lv13)、方向感覚☆+3(1cp/Lv16)、ランニング(0.5cp/Lv10)
航法☆+3(0.5cp/Lv14)、生存/山岳(0.5cp/Lv12)、追跡(0.5cp/Lv12)、動植物知識(1cp/Lv12)
神秘学(0.5cp/Lv12)
外交(1cp/Lv12)、指揮(0.5cp/Lv12)、性的魅力(1cp/Lv12+)、戦術(1cp/Lv12)、戦略(1cp/Lv12)、地域知識/リアド大陸(1cp/Lv14)
忍び(1cp/Lv14)
[呪文]
空気浄化(1cp/Lv15)、空気作成(1cp/Lv15)、空気変化(1cp/Lv15)、空中歩行(1cp/Lv15)、悪臭(1cp/Lv15)、風(1cp/Lv15)、電光(1cp/Lv15)
韋駄天(1cp/Lv15)、べたべた(12cp/Lv21)、念動(1cp/Lv15)、浮遊(1cp/Lv15)、飛行★(2cp/Lv15)、高速飛行★(2cp/Lv15)、瞬間移動★(2cp/Lv15)、瞬間回避(2cp/Lv16)、他者移動★(2cp/Lv15)

■■ 装備 総重量10kg(無荷) 所持金300ムーナ
突き刺し用バスタードソード($750 2.5kg) Lv18 切り3D+3(長さ1-2)/刺し2D+1(長さ2)
ヘビー・レザー($350 7,5kg <強化L1><防御L1><軽量化L1>魔化+$250)
パワーストーン(3点 $500)

■■ 身体能力
空手:パンチ/キック Lv15/13 叩き2D(長さC,1)/叩き2D+3(長さC,1)
電光 Lv17 叩き1D-1~3D-3 抜撃ち13 正確さ3 射程50/100m
移動力=8+1 能動防御=よけ:8+1(飛行中10+1)/受け:10(格闘:11)/止め:-
受動防御/防護点=3/6
[平常時]
《韋駄天》をパワーレベル1で常時維持:移動力と「よけ」+1。
*他の呪文を使う際は-1
[戦闘中]
《飛行》で飛行戦闘を行う(準備2秒 4点疲労)。高度2mまたは3mで対応(高度差修正あり)。
地上の敵に瞬間発動の《べたべた》(拡大なし)を使って足止めを行う(コスト1 生命力で支払う)
《電光》による射撃を行う(消費1~2 生命力で支払う)
危険な攻撃は《瞬間回避》で「よけ」を行う(コスト1 生命力で支払う)
【設定】
 典型的な(?)トロールの王です。剣術18レベルを誇り、怪力で剣を振るいます(バスタードソード片手運用ですが、怪力なので非準備状態になりません)。彼女は魔獣王を崇めており、風霊系と移動系呪文の啓示を受けています。地上の敵に対しては、《べたべた》の呪文で足止めした後、高さ3メートル上からバスタードソード(長さ2なので攻撃時は距離2メートル扱い)を振るうのが基本となります。
 その他、《電光》で射撃したり、《悪臭》で物質障壁に籠っている敵をあぶりだしたり、《瞬間回避》で緊急回避したりと、「剣術寄りの魔法戦士」としての設計になっています。
 また、種族特性として秒単位で傷が修復する「再生」能力を持つため、使えなくなった部位はすぐさま再生するので、治癒呪文なしでもどうにかなるでしょう。なお、呪文を使う際、コストが1~2点であれば、疲労点ではなく生命力を使って下さい(拡大なしの《べたべた》など)。「再生」能力によって、コストに充てた生命力はすぐに回復できるはずです。

 彼女がトロールとして目覚めたのは、サリカ神殿で読み書きと算術の勉強を終え、ペローマ神殿に留学するために村から町へ移動する最中でした。覚醒前、少し気が強かったものの、仲間想いで美しく優秀だった彼女は、特別に格安で学院で学ぶことを認められます。両親や故郷の村の人々からも、入信者以上になって大成し、有力貴族の男性に見初められ、村にさまざまな恵みをもたらす姫君となるだろうと期待されていました。
 しかし、彼女が街に行くために同行していた隊商が、途中でゴブリンの略奪隊に襲われてしまったのです。隊商の護衛は次々と打ち倒され、彼女に刃が迫ったその時―――「戦い方を教えてやる」という謎の神格からの囁きを聞いた瞬間、彼女は自分がトロールである事に気づき、眠っていたその資質を一気に開花させました。そして逆に、略奪隊を撃退してしまいました。
 世間では、彼女を含む将来を期待された生徒たちは、「ゴブリンに襲撃されて不幸な最後を遂げた」と記録され、彼女も公式記録では死んだ事になってます。しかし実際は、覚醒した事実を闇に葬る為、彼女自身がゴブリンも生存者も全て殺害して回ったのでした。

 彼女のデータは、ルナル完全版に記載されているトロールのサンプル・キャラクター「ハオウ」を下敷きにしています。
 ただし、ハオウと異なり自信過剰で、自分は選ばれた存在であるという誇大妄想に憑りつかれており、さらに同じような存在に対して強烈に嫉妬する性格です。用心深いトロールは、大将である自身の身を迂闊に危険に晒すのを避けますが、彼女は性格が大雑把なため、上手く釣れば直接対決に持ち込み、討伐するチャンスが得やすくなってます。
 また、個人戦闘能力はともかく、軍勢を率いるにはまだ未熟な存在です。引き連れている黒の月の種族も数が少ないでしょう。

 特殊な運用をするような設計にはなってないので、キャンペーン・シナリオのラスボスとしてネタに困った際に、適当に性格と背景設定を変更すれば流用できるでしょう。
[原作からの変更点]
 トロールは幼少期の間は人間社会で育つため、最初から危険な性格が現出していると、途中で問題を起こして育児放棄される危険性があります。なので、ある程度の年齢まで成長し、一人立ちできるようになるまではトロールとしての気質や能力は封印されている、と解釈しています。両親であるトロールたちも、子供が無事に育つように細心の注意を払うでしょうから、案外育ちはいい環境になるはずです。ただし覚醒後は一転して邪悪な性格になります。

 トロールとして覚醒する時期ですが、サンプルキャラクターは10歳まで成長してサリカ神殿で基礎強要と読み書きを覚えた後に、黒の月の囁きによって覚醒した設定になってます。覚醒時期としてはそのあたりが適切です。少なくとも、ペローマ学院を卒業して入信者として社会に出る前あたりまでに覚醒を終え、人間社会で功績を上げて名声を得る前の方が良いでしょう(正体が割れないため)。

 なお、トロールも黒の月の種族ではありますが、10歳前後までは人間社会で暮らしているため、特殊な例として文明レベル3として扱われます。なので、プレート鎧などを着用する事も可能です。ただし、トロール自身が生産活動などに従事する事はまずありません。



 種族セットの内容ですが、いくつか追加されています。

 原作ルールでは、「黒の月の囁きにより、師匠もなしに高度な技能を取得していく」部分のCPが全く払われていなかったのですが、これは明らかに通常では起こりえない有利な特徴であるため、黒の月を「後援者」として種族セットに梱包する事にしました。後援者の神格が魔獣王か魔元帥かは、トロール個人の信仰対象によって決定されます。

 ただしいずれを崇める場合も、黒の月に等しい心を接触して精神汚染を受けてしまい、常に他の月を滅ぼすために行動すべしという「危険な使命」が発現しています(当人は「自発的な誓い」だと錯覚しています)。
 原作ルールでは、これに関して「誓い」として処理されていますが、内容が漠然としすぎている上に強迫観念じみているため、これは「誓い」ではなく、交信している神格による「使命」として処理した方が妥当だと判断し、そのように変更しました。
 なお、具体的にどう滅ぼすかについての部分に関しては、トロール個人の人生経験に基づく自己判断能力に任されています。なので、その部分で「誓い」を立てて処理して下さい(不利な特徴でCPを稼ぐネタになるでしょう)。

 あと、ボス役を務める敵が、《誘眠》などであっさり鎮圧されてしまうのはどうかと思ったので、「睡眠不要」の特徴を追加し、眠り系の能力抵抗に+5の修正を得ています(まぁクリティカル成功されたらどうにもなりませんが…)。
 元々トロールは、再生3レベルによってほぼ無制限に傷が修復していく体質です。ですから、その性質は脳にも及び、いちいち睡眠をとって脳に「再起動」をかけずとも、情報処理はつつがなく行われると解釈すれば、それほど唐突な設定でもないと思います。



 呪文の習得に関してですが、トロールは神格から直接啓示を受けられる立場にあるため、魔元帥を崇める場合でも<悪魔>召喚と封印の技能は必要ないと判断し、非常に特殊なルールとなっています…というか、トロール本人が受肉した<悪魔>騎士みたいなものなので。
 管理人が思うに、下手な深遠の悪魔クラスよりも、最低350CPで作られたトロールの方が明らかに強いため、直接<悪魔>を呼びつけて、合体変身する意味合いがかなり薄いです(下手すると弱体化する)。そのため、<悪魔>なしでも狭義のソーサラーとして活動できて良いかと思います。

 そうなると、魔元帥より恩恵が少ない魔獣王を崇める意味がないのではないか?という疑問にぶち当たります。ですが、魔元帥の力を借りているソーサラーは、崇める師団に応じて身体に特殊な変化(鉤爪が生えたり体が昆虫のようになったり)が起きてしまうため、人間のフリをして活動したいトロールとしては、逆に活動に支障をきたすケースが考えられます…データ的な話をすれば、せっかく超美形として生まれたのに、それが生かせなくなって非常にもったいないです(笑)。
 そのため、外見を変化させたくないといった理由で魔獣王を崇める道があります。特に白兵戦重視のトロールであれば、必要な呪文は移動系や知識系くらいなので、2系統制限でも問題はないでしょう。
 なお、自在に呪文を習得しつつも美貌を失いたくないのであれば、第6師団の魔元帥ザンガーニを崇める手があります。この師団のソーサラーの身体変化は「美形になる」というものなので、トロールは既に生得能力として「最高の容貌」を獲得しているので、いらない身体部位のためにCPを費やさずに済みます。
 ただしこの師団は「色欲」を尊ぶため、これを崇めるトロールもまた「好色」など性的欲求が強い個体となります(「孤独癖」にも関わらず(笑))。そうなると、キャラクターの個性の方向性がかなり制限されてしまいます(基本的に下ネタ系キャラ限定)。
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