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● ジェスタ
【本質】 環境
【司る側面】
 静けさと境界線
【2次的に司る側面】
 大地、守り、平和、建築、区別、身分、断罪
【教義】
 領域を守れ。自分を鍛えるために切磋琢磨せよ。平時に使えぬ武器(剣、弓矢、槍、長槍)に用は無し。
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■ 概要
■■ ジェスタの神格
 青の月の環境を司る男性神格です。長い時間をかけて作り上げた文明・文化も、天災や外敵によって討ち滅ぼされてしまったのでは意味がありません。また、技術革新によって生まれた新たな環境に適応するためには、常日頃から自身を鍛えておく必要があります。
 ジェスタ神は自分たちの生活の場を守る力を得るため、そして自分たち自身が環境に適応するため、自らを切磋琢磨する事の重要性を説きます。


■■ 神殿の役割

 都市部では防衛拠点、災害発生時の鎮圧拠点(消防署、清掃所)として機能していますが、辺境の村などでは守る防壁などないので、火の見やぐらが1つ立っていて、足元に消防機材の倉庫が一個あるだけといった具合です。
 ただし、地球における中世ヨーロッパの村がそうであったように、鍛冶屋は辺境の村落が文明を保つための唯一の生命線とも言える存在ですから(居なかったら金属製の農機具の修理ができない)、村の鍛冶屋にはたいていジェスタ信者の鍛冶屋の親子が最低1組はいて、村は彼らが夜逃げしないよう、待遇を良くしつつも軟禁状態にしている事が多いようです。


■■ 信者に多い特徴
 誰かや何かを守ることが好きな人物が多いようです。自己の信念を守るための「名誉重視」、他人や国、組織を守るための「義務感」などを持つ人物が多くいます。

 ジェスタ信者もサリカ信者に似て保守的ですが、精神論よりも物理的・肉体的な実力を重視する傾向が強く、鍛錬や修行を重視します。
 そして信者の中には、他人にも「修行」と称してスパルタ教育のごとく厳しく当たる意識高すぎ系の者もいます(試練は課せば課すほど強くなると思いこむアフォ)。「高慢」や「暴れん坊」といった特徴がそれに該当するでしょう。また、国や理念を守る意志も強すぎると、「熱狂」のような融通の利かない性格になり勝ちです。


■■ ジェスタ信者が多い職業
傭兵、兵士、鉱夫、山師、建築家、宝石・石工・鍛冶職人、火消し


■■ ジェスタ信者が好んで使う武器
斧、メイス、盾
■ 作成データ
■■ 特殊武器
●ジェスタ・アックス
 ジェスタの特殊呪文《素早い斧》が魔化された上質のアックスです。この呪文の恩恵は<ジェスタ・アームズ>技能を使って運用した場合、構え直しが0秒に自動短縮されます。通常の<斧・メイス>技能で使った場合、ただの上質アックスです。

切り 振り+3 長さ1 攻撃/受けに使うと非準備状態(準備1ターン)
価格$600 重量2kg 必要体力12
*<ジェスタ・アームズ>技能で使う場合、非準備状態からの準備が0秒に短縮されます。


 《素早い斧》がメイスにかけられたバージョンも存在します。「ジェスタ・メイス」と呼称されます。

叩き 振り+3 長さ1 攻撃/受けに使うと非準備状態(準備1ターン)
価格$450 重量2.5kg 必要体力12
<ジェスタ・アームズ>技能で使う場合、非準備状態からの準備が0秒に短縮。


■■ 独自の技能
<ジェスタ・アームズ>(肉体/並)
 ジェスタ・アックスとジェスタ・メイスを上手く使うための技能です。これらの武器には<素早い斧>が魔化されていますが、この技能を使う事で呪文の恩恵が得られます。非準備状態になっている武器の構え直しが0秒に短縮されるため、毎ターン攻撃が可能となります。

 ただし、攻撃に使うと非準備状態になるのは相変わらずなので、攻撃後は次の自分のターンが回ってくるまで「受け」に使えませんし、全力攻撃を行った際に「二回攻撃」を選択することもできません。

 なお、ジェスタアックスは上質のアックス(本体価格10倍)なので、ダメージが+1されています。ジェスタ・メイスは上質のメイス(本体価格3倍)で、ダメージに補正こそありませんが、ファンブル表などで武器が破壊される結果が出ても決して壊れません。


<強靭精神>(精神/難)
 高ぶらせた強い意志の力で、害意のある魔法的干渉をはねのけます。あらゆる呪文や月の賜り物への抵抗の際、対応能力値の代わりにこちらを使用できます。
 「意思の強さ/弱さ」が、技能への修正となります。呪文、超能力への抵抗以外の判定には使えません。


<不動の構え>(肉体/難)
 鍛え抜いたバランス感覚と正しい気の使い方によって、簡単に倒れなくなる体術です。この技能を習得しているキャラクターは、近接戦闘の「体当たり」「倒し」で攻撃された際の体力の即決勝負で、この技能か、この技能レベルの5分の1だけ体力に加えた値で、即決勝負を行う事が可能です。


<呼吸法>(精神/至難)
 ルナルでは、一部の信者でしか習得できない技能です。


■■ 独自の格闘動作、準技能
<見切り>(精神/難)
 相手を注意深く観察する事で、相手の正確な位置、構え、重心移動などが分かります。これにより、相手がフェイントを試みてきた際に技能判定に成功すると、フェイントに対して+4修正で抵抗する事ができます。クリティカルの場合、フェイント自体を無効化できます(即決勝負にまで至りません)。
 判定に失敗した場合は、通常通りのフェイント対抗を行って下さい。またファンブルした場合は読み違えた事になり、相手のフェイント成功度がモロに次の能動防御のマイナス修正になってしまいます。
 この判定は1ターンに1回までです(複数の敵には使えません)。
修正:鋭敏視覚または鋭敏感覚のレベル分だけプラス修正。「共感」があれば+3。


【部位狙い】
(難)
技能なし値:<ジェスタ・アームズ> 上限:<ジェスタ・アームズ>+3 前提:<ジェスタ・アームズ>
 部位狙いで攻撃する場合、<ジェスタ・アームズ>技能の代わりにこちらで命中判定を行えます。最大で+3まで伸ばす事ができますが、実際に命中判定を行う際の目標値の上限は、【部位狙い】か<ジェスタ・アームズ>のうち、低い方を適応します(要するに目標値拡大を狙って胴体狙いをしても、元の技能レベルを超える目標値にはなりません)。


【介入防御】(難)
技能なし値:「とめ」-3 上限:「止め」 前提:<盾> 射程:1
 隣接1ヘクス内にいる「自分以外」の対象への攻撃に対して割り込み、攻撃対象に代わって「止め」が行えます。この場合、「後退防御」と組み合わせることはできません。

 「止め」に成功すれば、対象は被弾を回避できます。「止め」が失敗した場合でも、対象は自前の能動防御を改めて行えます。この動作は通常の「止め」と同じ扱いなので、これを行うと自分の「止め」を一回行使したことになります。


■■ ボーナス技能
 <鍛冶屋><大工><宝石屋><建築><戦術>各技能を習得する際、技能レベルに+1のボーナスを得られます。


■■ 使用可能な僧侶呪文
 ジェスタ信者は「地霊系」と「防御/警戒系」の二種を僧侶呪文として習得できます。

[神官呪文] (素質1まで)
地霊系:
鉱物探知、土変化、砂噴射、石変化。地中歩行、土を石、石を土、土作成、肉を石、石弾、土を空気、地中視覚

防御/警戒系:
危険感知、番犬、見張り、魔法の霧、鉄の腕、魔法の鍵、瞬間移動阻止、避難所、物質障壁


[高司祭呪文] (素質2まで+独自呪文+高司祭共通呪文)
地霊系:
石を肉、肉体石化、埋葬、地震、火山

防御/警戒系:
盾、鎧、矢よけ、矢返し、完全障壁、雨傘

独自呪文:
素早い斧、鉄の体


*独自呪文データ
《素早い斧》 魔化 (魔化系呪文)
 この呪文を魔化されたアックス・メイス系の武器は、構え直しの際に武器本体からパワーアシストを受ける事ができ、構え直しがゼロ秒に短縮できます。ただしこの機能を利用するには、専用の<ジェスタ・アーム>技能で運用していることが条件です。
 なお、記載されているジェスタ・アックスとジェスタ・ハンマーには、既に魔化の価格が追加されています。
●消費:武器の重量1kgにつき50 ★前提:《魔化》


《鉄の体》 通常/生命力で抵抗 (地霊系呪文)
 目標は動く鉄の像と化します。鉄の像は受動防御5、防護点10、移動力2で体重は3倍になります。水霊系呪文からの攻撃はダメージが半減しますが、電撃に対しては受動防御0、防護点1まで下がってしまいます。
 呪文が続く限り、呼吸の必要はなくなりますが、しゃべる事も出来なくなってしまいます。衣服も同時に鉄化しますが、鎧や武器などの装備はそのままです。
■持続:1分 ●消費:12(1ヘクスにつき)・維持は半分 ◆準備:5秒 ★前提:《肉体石化》+《鎧》
[原作からの変更点]
 ジェスタアックスの特殊ルールは、ガープス第4版のバランスの悪い武器と同じで、攻撃・受けに使う非準備状態になるものの、自分のターンの冒頭に、無条件で即座に準備状態に戻せるというものです。ただしルナルでは、<ジェスタアームズ>技能を使わないとこのルールが適応できないことになっています(一応、第3版の環境なので)。

 他、独自技能は主に「マーシャルアーツ」のマンガ技能から引用しています。
 <強靭精神>はあらゆる呪文抵抗に使えるので、本来なら「意志の強さ」に費やされるはずのCPを大きく節約できて便利です。
 <不動の構え>は、ジェスタらしく死にもの狂いで戦線を支えるためのものです。<呼吸法>も本来はジェスタの独自技能ではありませんでしたが、持久戦(=防衛戦)に備えて体力を温存するのに向いているため、ジェスタ信者が使えるようになっています。

 なお、格闘動作の【介入防御】は完全オリジナルです。隣にいる味方がヤバい時に、代わりに「止め」を行うことで戦線崩壊を防ぐ、といった使い方ができるでしょう。元ネタは別TRPG「アルシャード」のハンタークラスの技能です。

 独自呪文の《鉄の体》は、《肉体石化》の亜種として設定しなおし、防御呪文としては使えなくなりました。ただし素肌の防護点10+鎧の防護点とかいう鉄壁状態になるので、戦線を支えるのに十分使えるでしょう。
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